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秀和小日向レジデンス

高級住宅街の隠れ秀和。レンガ色のタイル貼りが美しい



閑静な住宅街が多い文京区内でも屈指の高級住宅街、小日向2丁目に佇む茶色い壁の秀和小日向レジデンス。1978年築・総戸数30戸の秀和です。

ご覧の通り、一見して秀和だとは分からないです。いつもの青瓦やラフウォールのない、珍しいレンガタイル貼りの秀和なんです。1970年代の秀和には「秀和内藤町レジデンス」や「秀和材木町レジデンス」、「秀和元代々木レジデンス」などなどほかにもシンプルで少し実験的なような秀和があって面白いですよ。

そして珍しい点として、この秀和は3階建てというほかのシリーズにはそう多くない規模で、ゆったりとした低層レジデンスという造りがなんとも素敵。この地域、そもそもが低層住宅地なので、マンションが少ないんです。ほとんどが大きな一戸建て。

江戸時代には武家屋敷、現在では旧鳩山邸など大きな敷地を構えるお屋敷が点在している歴史ある高級住宅街。どうしてこの秀和はタイル貼りになったのかは分かりませんが、こちらの方がゆったりした雰囲気のある小日向の街と一体化しているように感じます。

外観はタイル貼りでも、ワントーンではなく、茶色をベースとした様々な色味のタイルが使われていて、よく見ると一つ一つのタイルがグラデーションになっているのが分かります。

外塀は白地の壁に凹凸が加えられた、光の陰影でストライプに見えるシンプルながら装飾性のある仕上げ。
ブラウンカラーのアイアン柵、植栽やタイル貼りの建物を見事に引き立てていてより清楚な雰囲気が感じられます。外塀に取り付けられた館名板のフォントも特徴的で、疾走感のあるロゴデザイン。エントランス前にはちょこんと秀和らしいランプ照明も取り付けらていますね。さまざま形は違えど、随所に秀和らしい美意識やこだわりを感じられます。

神田川の桜並木が美しい地域


最寄りの駅は、有楽町線の「江戸川橋駅」。
駅前には神田川が流れ、春には橋から川沿いに咲き誇る桜を楽しむことができます。

駅からは共立大日坂幼稚園がある、大日坂を登り、少し歩いた高台に建っています。小日向は、文京区の中でも坂が多いんですよね。しかも細い。そして、途中で階段なんかも出てくる。お年寄りも多いのに。きっと文京区の方は足腰が強い…はず!

そんな街を、文京区のコミュニティバス「Bーぐる」が走り抜けます。本数は多くはありませんが、かなり便利。ちなみに、この建物の目の前に停まりますからね!坂道を心配なさった方もご安心を。

また、こんなマニアックポイントを推すのもいかがなものかと思いますが、この辺りの特性としてもうひとつ「お寺が多い=お墓が多い」事も挙げられます。街歩きをしていると分かりますが、本当に多いんです。でも、この一角にはお寺はなく、住宅のみ。眺望がすごく抜けているという訳ではありませんが、高い建物もなく、お墓が見えるというご心配もありません。

古いマンションが希少な小日向でヴィンテージマンションにこだわる方におススメです。

マンション名 秀和小日向レジデンス
所在地 東京都文京区小日向2-10-26
最寄り駅 東京メトロ有楽町線「江戸川橋」駅徒歩8分、東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷」駅徒歩11分
築年月 昭和53年4月
建物構造 鉄筋コンクリート造(RC)
棟総戸数 30戸戸
管理会社
問合せ番号 00000255

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