元代々木レジデンスの別館、もう一つの「秀和に見えない」秀和

代々木八幡駅から歩くこと3分ほど。
高架をくぐり歩いていくと見えてくる道沿いに佇む白い小ぢんまりとした建物。

これも秀和なんだ

エントランスの扉には「秀和元代々木アネックス」の文字が。
建物のすぐ西側には秀和元代々木レジデンスが並んで建っています。
元代々木レジデンスと同じく、アイアンや青瓦もない、白を基調としたシンメトリーなフォルムデザインの外観。
この造り、「アネックス = 別館」を意味するように外観は元代々木レジデンスと瓜二つ。
総戸数が16戸と小ぶりなためか、いつものように「秀和○○第2レジデンス」などではなく、アネックスにしたのかもしれません。
植栽とエントランス扉を囲むのは赤い煉瓦。エントランスを覆う屋根は金属製で、これらもまた元代々木レジデンスと同じ仕様。小ぢんまりとした入り口ですが、存在感はしっかりと出ています。

このグレーメタルな屋根と赤い煉瓦の色合いが、白い外観にいい感じにアクセントを効かせていて素敵です。
ぱっと見はシンプルな装いですが、それでいて無骨な感じや単調さを感じられないのは、バルコニーに嵌め込まれたガラスパネルや屋根や煉瓦など違うテクスチャを美しくまとめた、秀和ならではのデザインだからでしょうか。

喧騒と静寂のあいだに

エントランスの目の前は山手通りで交通量もありますが、道を一本入るとそこはビストロやカフェ、おしゃれなお店が点在する隠れ家的なエリア。
山手通りを挟んで向かいには代々木八幡宮があり、厳かな雰囲気も感じられます。洗練された小さなお店や建物が並ぶ、元代々木という街並みに調和する秀和の別館です。