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秀和狸穴レジデンス

秀和らしい個性が詰まった麻布台の秀和



六本木一丁目駅から麻布通りを抜け、外苑東通りから一本入ったところに素敵な秀和があります。

麻布エリアの街並みに馴染みながら、埋もれないのが秀和


1968年に竣工された、総戸数56戸の秀和狸穴レジデンス。近代的なビルや多くの建物並ぶ麻布エリアの中で、街並みに調和しつつも埋もれない、パッと分かるその佇まいと存在感が目を惹きます。

1階部分を見渡すと屋根の濃紺と壁の白のビコロールが、建物自体の存在感を際立ているのが分かります。管理人室の横の窓や外扉にもアイアン柵が取り付けられ、外扉の上の壁はアールを描かれていてヨーロピアンの様な雰囲気です。

正面左側に並ぶ窓たちの一部はルーバーになっており、これもアクセントになっていてとっても素敵。この秀和は立地もさることながら、照明やエントランスアプローチのモチーフ、個性的でとても美しいんです。1階の張り出した外屋根にはスパニッシュ瓦は見当たらないものの、ちょっと尖った大人なエリアにこの建物にはそっちの方が断然似合っている様な気がします。

共用部の照明も優雅に彩る


1階部分とアプローチを照らす照明もひとつひとつが優雅な装いで思わず見惚れちゃいます。
照明は壁に直接溶接されているわけではなく、珍しい吊り下げ型。まるでランタンのよう。照明自体にどこか遊び心を感じられるアイアン細工が施されていて、中でも正面アプローチの二つのランタンには様々な色のガラスがギュッと詰め込まれている様なステンドグラスに。他のものも石目ガラスが入っていてどれを見ても美しいです。夜にも訪れてみたくなりますね。この秀和のエントランスにはステンドグラスがない分、こういう所で秀和テイストを出したのかもしれません。

他にはない、リップスティックのモチーフが特徴的


アプローチにはリップスティックのようなカタチにくり抜かれた壁に、アイアンの矢のモチーフが取り付けられています。
エントランスまで均等に並ぶ様子はどこか可愛いく、大人な美しさがあわさっている様に感じられます。付近の扉にもS字と小さいC字を組み合わせたハート型のアイアンが使われています。アプローチタイルは石畳風の正方形が使用されていますが、これがエントランスにたおやかなエッセンスをさらに加えているよう。他の多くの秀和のように円状タイルだったらまた全く違った雰囲気だったでしょうね。こういう妄想も楽しいです。

廊下は内廊下式。廊下に面した窓の面格子も、多くの秀和はアイアンをひねらせた十字形に対し、こちらはX形。
これらが並ぶ廊下を見渡すとなんだか少しインダストリアルな感じが。1階で見せてくれた表情とのギャップがなんだかとってもイイです。(写真がないのが残念)

超都心の中でゆるっとした空気が流れる独特のエリア


最寄りの駅は六本木一丁目駅ですが、六本木駅や麻布十番駅も徒歩圏内。
生活圏は麻布十番と六本木になりそうです。
近隣にはビルが立ち並びますが、懐かしい感じがする古い一戸建てがあったり、近代的な建物があったりと、超都心ながらも様々な年代がミックスされた独特の雰囲気と街並み。
外苑東通りに出れば東京タワーを望め、東京ミッドタウンや六本木ヒルズ、麻布十番商店街などその時の気分でどこへでも行けちゃう。
年数を経ても色褪せず、現代のほかの高級マンションと遜色ない装い、そしてこの立地感はさすが。建物としてはそこまで大きくないものの、至る所に”らしさ”が詰まっている素敵な秀和です。

マンション名 秀和狸穴レジデンス
所在地 東京都港区麻布台3丁目4-7
最寄り駅 東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅徒歩6分
築年月 昭和43年8月
建物構造 鉄筋コンクリート造(RC)
棟総戸数 56戸
管理会社
問合せ番号 00000242
備考 RC造8階

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