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秀和第二奥沢レジデンス

遠くからでも分かる塔屋。奥沢の2番目秀和



石川台駅からは中原街道と呑川を抜けて北西へ、緑が丘駅からは南へほぼ真っ直ぐ。大田区と世田谷区の区界の近くに佇む秀和第2奥沢レジデンス。

奥沢に建てられた、2つめの秀和


約300mほど離れた場所には秀和奥沢レジデンスがあります。1970年築のこちらの秀和は総戸数42戸と奥沢レジデンスよりもひと回り小さい秀和。

西側にあるアプローチに歩いていくとアイアンのアーチ門がどっしりと構えています。こちらの直線とS字の組み合わせのしっかりとした造りの門柱のフレームは良くみるとハート模様にも見えてきます。緩やかなアールを描いたアーチフレーム周りには装飾のS字のアイアンは外側から中央部へ少しずつ小さくなっていく細やかなこだわり。中央部にはゴールドがアクセントにちょこんと乗せられたもの。一見ゴツっとした外観ですが、細かな部分に目を向けると実はとっても可愛いのがまた良いですよね。

可愛いモチーフのタイルが残るエントランスアプローチ


アプローチには煉瓦造りの花壇に植栽と駐車場を隔てるアイアン柵がエントランス入口まで伸びており
足元の竣工時のままのタイル床もとっても素敵。タイルは本来の色は褪色してしまってきていますが、美しいパターン模様はご健在です。

エントランスを向かって正面右側を見上げると外階段。ほかの秀和には内部階段だけでなく美しい階段棟、螺旋式階段など多くありますが、こちらの外階段もちょっと印象的。階段部分は鉄柵で囲われ共用廊下のラフウォールの塀が柵を抜けて見えるようなデザイン。均等に並べられたなだらかな階段に淡い色の鉄柵と同系色の外壁が清楚で美しい印象を与えてくれます。

一部住戸のバルコニーはL字型、その他の住戸は70年代初頭の秀和らしく仕切りはモルタル仕上げですが
良く見ると前面部分には塗られておらずツルっとした造りになっています。

ほかの箇所を見ていくと外に面した一部の面格子にはS字をハートのように組み合わせた門柱などと同じデザインのアイアン柵があしらわれて可愛らしい。

また、ここの塔屋にも注目。こちらの塔屋は大きめで横幅が建物自体と同じくらいの長さ。高さもあってなかなか存在感があります。周りには高い建物があまりないので遠くからでもすぐに秀和だと気付けます。

荒々しいラフウォール


ラフウォールは下地の毛羽立ちが荒めで上地のモルタル模様も大きめのぎっしりした仕上がり。
これだけを見ると荒々しいイメージですが、そこはさすが秀和。少しゆとりあるバルコニーの並びや外階段の造りが直線的ですっきりとして見え、青瓦とも相まって美しいヴィンテージ感を醸し出しています。
西側のファサードから見るとよく分かる、装飾を施しながらも統一感ある美しさが何ともたまらないです。

幼稚園や学校が近くにあるのでお子様がいる方にはとてもいい環境ではないでしょうか。

石川台と緑が丘のちょうど真ん中に佇む
塔屋が目印の秀和です。

マンション名 秀和第二奥沢レジデンス
所在地 東京都世田谷区奥沢1丁目2−8
最寄り駅 東急池上線「石川台 」駅徒歩7分、 東急大井町線「緑が丘」駅 徒歩8分
築年月 昭和45年8月
建物構造 鉄筋コンクリート造(RC)
棟総戸数 42戸
管理会社
問合せ番号 00000197

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