最後の？！秀和らしい秀和

大倉山駅を出て西へ進むこと約10分。
オリーブ通りから道をひとつ逸れた先に、白さが目を惹く、大きな秀和。1984年築・総戸数162戸の秀和大倉山レジデンス。秀和の中では築浅で、新耐震の秀和レジデンスです。

大きな大きな秀和は、圧巻！

周りのマンション群とも引けを取らない規模感は、ちょっとびっくり。
秀和の意匠とこの大きさは見ていてまさに壮観。2010年に大規模修繕を終え、さらに美しさに磨きを増しました。エントランスにたどり着くまでには遊歩道があって、とても気持ち良く、ゆったりとした緑豊かな雰囲気を味わえます。

遊歩道に入る前には居住者専用のちょっとした遊具付きの公園もあってファミリーにもぜひお勧めしたい。
遊歩道を抜けるとエントランスがお出迎え。エントランス前には車寄せがあってなんだかホテルみたい。そのすぐ前に大きな庇があってエントランスまで続いています。こういうのなんだか素敵ですよね。アプローチにはモザイクタイルこそないものの、開放的でエレガントさを感じられる造りです。

さわやかでいい雰囲気なんです

そのすぐ横には真っ白のラフウォールと青瓦を乗せた外塀が構えていて、エントランス前にまた良い雰囲気を醸し出してます。
シックでキリッとしたデザインのランプの隣には「秀和大倉山レジデンス」の館名が。館名板じゃなく、壁に直接掲げた書体もステンレス製なところもカッコいいです。ちなみに、この秀和を取り囲む塀のほとんどが生垣となっており、きちんと剪定がされていて、いつ見ても管理状態の素晴らしさを感じられます。

真っ白なラフウォールは、下地の毛羽立ち感も抑えめ、上塗りもうっすらめでどこか清楚な感じ。
少しつぶつぶした感じの模様が可愛いです。

建物を見渡すと、外廊下部分の角や屋根が角張っておらずカーブを描いているんですね。
規模が大きい秀和ですが、全体的になんだかスラッとして優しげな印象を受けるのは、こういうところからでしょうか。これまでの60年代や70年代の秀和とはまた違った造りで、見ていて面白いですよ。

大倉山駅から平坦な道のり

最寄りの駅の大倉山駅からは、渋谷・新宿方面、横浜方面へのアクセスも良く、とっても便利。
駅前からは新横浜行きのバスも出ているのも嬉しいところ。駅から西へと延びる「エルム商店街」には様々なお店があって便利です。この商店街沿いの建物を見ると、石柱などが使われていてどこかギリシャ風で情緒があります。

それもそのはず。このエリアはアテネと姉妹都市なんですね。
商店街を抜けた先にはスーパー・ライフもあって日々の生活にも困らなそうです(秀和大倉山からも近い！)。オリーブ通り沿いに掲げられた街灯もランプのようなデザインで一度こちらも見てほしい。

使用させていただいている画像は、秀和大倉山レジデンスにお住まいのお客様から善意でコピーを頂いたもの。マニアにとっては、ありがたき幸せ・・！

色んな角度から歩いて、見て、愛でたくなる。
そんな緑豊かな大倉山の秀和です。