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目黒の街並みを望む、未リノベの秀和。

目黒区三田の高台にある、静かな住宅街に佇む小ぶりな秀和目黒レジデンス。
近くには同じくヴィンテージマンションのヴィラハイツ目黒三田や目黒が丘マンションが並びます。

今回ご紹介させていただきたいのは、そんな秀和目黒レジデンスの4階のひと部屋。
37m2強のお部屋です。

現況を見るとリノベーション、しかもおそらくスケルトン状態からのフルリノベーションが必須になりそうなこのお部屋。

玄関ドアはすでに大規模修繕にて刷新済み。
新しめのドアを開けると中は当時のままの秀和という、なんともいえないギャップというかタイムリープ感が凄い。

既にリノベーションをされた秀和が多い昨今で、これだけ新築当時の状態をほぼ残したままのものはそうはお目にかかれないと思います。

現況の間取りでは玄関を入ってすぐ隣に浴室があり、浴槽、レールで仕切られただけで洗面台、トイレと同じ空間に。
また洗濯機置き場も同じ空間にあるためかなりキツキツなレイアウトです。
洗面台もしくは洗濯機置き場をどこかに移動させられれば少しゆとりのある空間に仕上げられそう。

玄関から続く約3帖ほどの細長のキッチン廊下部分は、壁で仕切られた約4.5帖の和室と接していて、正直に言うと導線的には
もう少し幅を広く取りたいところ。
キッチン自体も廊下の奥行きを考えると少し持て余してる感があるので、キッチンの向きはこのままでカウンターなどを取り付けたり、
間取りを活かしたレイアウトに仕上げるのも一つの手かも。

キッチンと和室部分を抜けて入るリビング側は現況では11帖ほど。
ここのお部屋の1番のポイントであり注目すべきは、この抜け感のある眺望。
小高い丘の中腹地点に建てられたこの秀和で、4階のお部屋からは目黒の街並みが堪能できちゃいます。
南西向きのこちらのお部屋は陽当たりも良く、バルコニーもそこまで奥行きがない分逆に外の風景とお部屋の距離が近く感じられるのがまた良いです。
掃き出し窓はリビングの幅いっぱいに取られているので、和室部分の壁をとっぱらいここをいっそのことワンルームとして
開放感たっぷりの空間にしても素敵かも。
色々と妄想が膨らんできちゃいます。楽しい。

現状だとお部屋としてのスペックはあまりないものの、建物の立地・部屋の所在位置のポテンシャルは非常に高いです。
反対に言えばここは内装仕上げで変えられないポイントであり、しかも価値のあるものというのがまたイイ。
ここを実際に見れば、どういう空間に仕上げようかと考えてワクワクしていただけると思います。

使い古された経年感MAXなこのひと部屋を、まったく違う自分の理想の空間に仕上げることが出来たら相当な快感なんじゃないでしょうか。

立地としては目黒駅から徒歩約11分ほど。
先述のとおり目黒区三田の丘の中腹にあり、駅から少し離れているため都心とは思えないほど周辺は閑静な住宅街。
窓を開けていても静かでゆったりとした時間が流れています。
恵比寿方面にも歩いて16分ほどでアクセスできます。
どちらの駅からも坂道がありますが、落ち着きのある街並みを堪能しながら歩くのもまた楽しいです。
どちらも複数の路線がありアクセス面での利便性も良し、また街自体としても飲食店やさまざまなお店がある魅力的なロケーション。

ポテンシャルを秘めた素敵な未内装秀和、ぜひ一度ご覧ください。