谷根千エリアの近くに佇む秀和の賃貸

『谷根千(やねせん)』 と呼ばれる
谷中・根津・千駄木を総称したエリア。
今回はそのエリアのひとつ、根津駅から
徒歩約6分の東大裏手に佇む
秀和の一室をご紹介。

根津駅から言問通りを登って
東大本郷キャンパスの裏手側、
暗闇坂の中腹に見えてくる
レンガの門柱が特徴ある秀和です。

今回のお部屋は3階にある南西角住戸で、
間取りとしては2LDKにウォークインを備えた
59.2ｍ2のお部屋。
建物自体は1969年築と
ヴィンテージマンションですが
お部屋はすでにこれまで複数回
リフォームを経ていて、中の状態もかなり良好です。

サイズ感としては2人～3人くらいまでで、
いずれ住まいは文京区の近くや
谷根千エリアを検討してるけど
なかなかいきなりは手が出しづらいよ・・・
なんて思っている方にはぴったりな物件だと思います。

あらかじめご了承いただきたい点が１つ。
多くの秀和と同様にマンション管理規約で
バルコニーに洗濯物を干せないため、
洗濯乾燥機があった方が良いというところ。
ただ、乾燥機がなくても室内干し＋除湿器の
組み合わせでも良いし、
屋上スペースにも干せるので
日々の暮らしには思ったよりも大きな
影響はないかもしれません。

玄関スペースは少し幅広めにとられていて
シューズボックスもしっかり備え付けられています。
こちらも収納力はあるので
お履き物が多い家族でも安心できます。

玄関ホールを抜けるとLDKへ。
キッチンはちょうど玄関ホールの
壁を1枚隔てた隣に設けられています。
３口ガス・グリル付きのシステムキッチン仕様の
I型キッチンですが、収納も備わっていて
キッチンスペース自体の幅は小さめながら
立ったままでも視線をリビングダイニング側へ
向けられるようなレイアウトに仕上げられています。

キッチンには窓も付いているので
閉塞感もなく、かつ生活導線の
邪魔にならないような工夫が
施してあるのがいいです。

ちなみに南側の洋室二部屋のうち、
収納が付いているのは東側のみ。
こちらも収納力は申し分ないのですが
2～3人で住むんだったら、
もうちょっと欲しいところ。
そこをきちんとリビングダイニング横に設けられた
ウォークインクローゼットが
カバーしてくれています。
扉も引き戸式のため、邪魔にならずに
生活空間をできる限り広く設けられるような造りに。

リビングダイニングにも掃出し窓が
設けられていて、ここからも
L字になった2面バルコニーへ抜けられます。
隣には建物が建っているため
洋室側に比べて若干劣りますが、
採光面としての機能もそなえているので
明るさも期待できそうです。

先述の洋室は二部屋とも
広さは5〜6畳ほど。
南西側の採光をしっかりと
取り入れられるので明るく、
南西向いのバルコニーの目の前には
東大のキャンパスと緑豊かな
植樹の借景が広がります。
視線を下に向けるとエントランスの青瓦と
アイアンのアーチ門も見えちゃう。

賃貸でも管理状況もさすが秀和。
管理人さんは週6日に日勤。
夜間にはオートロックになります。
共用部分にもカメラが付いていて、
ヴィンテージマンションでもきちんと
管理体制はアップデートされているのも嬉しい。

屋上には入居者専用の
お布団や洗濯物を干せるスペースがあります。
とくに晴れた日なんかは、
ここから東京スカイツリーも見えるし
眼下に広がる街並みを堪能できます。
目の前に東大の本郷キャンパス、
建物の二つ隣には弥生美術館もあり
周囲の環境はどこか文化と知性も感じられるような雰囲気。

また上野恩賜公園もここから歩いて12分ほど。
ジョギングや散策にももってこいです。
最寄駅の根津駅まで歩いても商店や
個人経営のお店もたくさん。
千駄木、谷中方面までも足を伸ばしてみるのも楽しい。

根津という街をいろんなポイントから
暮らしながら味わえる、そんな一室だと思います。